2014年釣行記

    7月12日(土)晴れ

  • ホームグラウンドも解禁です。もっとも楽しみな1日ですが、台風による雨のため各河川とも増水しています。しかも、阿木川ダムの遡上鮎が採取できず、代わりに岐阜県産の養殖が放流されたばかりです。下見では、中津川と阿木川は鮎の姿がほとんど見ませんでした。ゆっくり起きて、まずは川原淡水魚でおとりを購入します。その後、阿木川ダム下流に行きますが、高水で濁りもあります。それでもバイパスの下では5、6人竿を出しています。30分ほど見学しますが、竿は立ちません。中津川に向かいますが、国道の上からもすぐ分かる強い濁りです。落合川は19号からは見えませんが、中津川と同様でしょう。残りは川上川のみです。期待はしていませんでしたが、なんと、ちょっとの増水で水は透明です。下流の方は賑わっています。堤防をゆっくり走っているあいだに、掛けた人がいました。結構なサイズです。いそいで上流に行きます。道の駅の前につくと、先行者は1名、車の前で待機状態です。ずっと上流に1人入っているようですが、掛かっていないようです。完全に垢が飛んでいます。準備をして30分ほど竿を出しますが、掛かりません。川の中を歩いても鮎が走りません。いそいで片付けて下流に向かいます。川に車を進入させて停めている間に2人掛けています。サイズは17、8cmくらいでしょうか。3週間ほど前に放流したばかりで小さいとの情報でしたが。。。

    橋の上流に20mほど空いている区間があり、そこに入ります。対岸にはテントが張ってあったので、今日は竿が出せることが分かっていたようです。もう少し早く出てくるべきでした。残り1匹の元気な養殖を泳がせますが、すでに竿が入ったあとでしょうか、反応がありません。橋の真下が急な斜面になっているので、最後の棚あたりをさぐると、ようやくヒットしました。落ちる前に引き抜くと、18cmを軽くオーバーする良い鮎が来ました。

    これをおとりに、対岸の小さな棚に入れると1発です。これが大きく、橋下の激流をあっという間に下り、親子丼。。0.25号の付け糸が切れてしまいました。もう元気なおとりはありません。橋の下流のゆるい流れに入れて、交通事故を待ちます。30分ほど待ったでしょうか、ごそごそとアタリがあり、突然、泳ぎ回ります。あわてて下流に走り、緩い流れに誘導して引き抜くと、水面ぎりぎりに大きな鮎が飛んできます。22cm! 何故こんなに大きな鮎がいるのでしょうか。これをおとりにすると、一発で来ました。これもなかなか抜けません。自分の手のスパン23cmより大きいようです。

    これをおとりにすると、上にあがっていきます。すぐに来ました。もう引き抜きは出来ません。下流に回り込んで、吊るし込みでタモに入れます。

    これは大変なことになるかと思いましたが杞憂でした。次に掛かったのは止められず、10mほど下流の釣り人を超えてしまいました。なんとかついて行き、引き抜こうとしたときに痛恨のばらし。ポイントを荒らしてしまったので、反対の分流を攻めると、ハリス飛びが2回。確か1号だったはずですが。。。最初に大型が掛かったポイントに戻り、泳がせていると、またまたヒット! 今度は複合005が切れてしまいました。石ですれていたようです。今日は細仕掛けしか準備していません。フロロ0.2号を張り直します。2番目に大きなオトリを入れると、ふわふわと泳いでいますが、目印が鋭く動き、上にはじけました。アタリの衝撃で0.2号が切れてしまいました。どんどん鮎が少なくなっていきます。その後、小さなサイズを2匹追加して13時に終了としました。

    7月13日(日)曇り

    今日は昼から雨の予報です。昨日の大型鮎を狙いに行きます。大石横のポイントで早速きました。22cm! 今日はフロロ0.25号を準備してきました。その後18cm、15cmとサイズが小さくなってきたのでこのポイントを見切り、ちょっと上流の荒瀬に入ります。

    昨日は何回かおもりをつけて引いてみましたが、まったく掛かりません。泳がせないとダメなようです。こんな荒瀬で泳がせるのは至難のわざで、短時間の勝負になります。昨日の24cmをそっと入れるとまっすぐ泳いで行き、石裏のたるみに入る前に目印が不自然に動きました。石裏で泳いでいるようですが、やはり掛かっていました。10mほど下られて、ようやくストップ。吊るし込んだのは22cm。

    元に戻り、ひとつ上の棚を狙いますが、ここでは掛からず。弱る前にさらにひとつ上の強い流れの筋に入れると、目印のスピードが変わりました。これは石の上に立って、強引に引き抜きました。手尻は20cmくらいですが、両手をいっぱいにあげてようやく水面を切るくらいの重量です。22cm!

     

    これを最後のポイントに入れて、掛かったのが23cmオーバー。昨日の溜飲を下しました。

    昨日会った地元の人の話では、大きいのは木曽川から上がってきたのではないか、ということでした。木曽川漁協の鮎ということになります。木曽川も12日に解禁したので、本流にはさらに大きいのがいるかもしれません。

  • 仕掛け:水中フロロ0.2〜0.25/複合0.05、針7.0号3本いかり
  • 釣果:アユ14匹(10〜24cm)