前日の雨のため、どこの河川も増水しています。特に、白川と付知はかなりの増水で、今後が楽しみです。こんなときは和良川ですが、去年も似たような状況でぼうずだったことを思い出します。とはいえ、家にいてもしょうがなので、出発です。上流のオトリ屋さんで日券とおとりを購入します。ほぼ平水に戻り、やや濁りが入っています。キャンプ場のあたりに鮎が見えるとのことですが、先行者に話を聞くと、まったく掛からないそうです。養殖をみごとに泳がせていたので、けっこう上手な人のようです。キャンプ場の橋の上から覗くと、鮎は見えませんが、ところどころいい色の石が見えます。堰堤上が狙い目です。
第1投はは少し深い流れですが、反応はありません。堰堤上の石が並んだところにいれると反応あり! 直後に重い感触が伝わります。なかなかあがってきません。しばらく泳がせて弱ったところで引く抜くと22cm! 和良鮎1000円クラスです。
これをオトリには出来ません。ココの場所ではこれっきりです。堰堤したの強い流れにおもりをつけてねじ込んでも来ません。ちょっと下流の2人組はすでに休憩しています。ここのポイントを諦めて、中流域に向かいます。浄化センターの前に良い流れが見えます。緩い瀬が50mほど続いており、その先は段々瀬が50mほど。瀬の最後の流れに養殖を入れて、段々瀬に落ち込む直前に、踏ん張って上流に泳ぎだしました。ちょっとスピードが違います。掛かっているようです。竿を立てると、強烈な引きが伝わります。段々瀬に入れたくないところですが、細糸で無理はできません。転んだりすべって首までつかったりしながら50mほど下ってようやくタモに入れました。これまた22cm!
その後、めぼしい段々瀬のポイントを探りますが、20cmを追加したのみ。瀬の上流の落ち込みのポイントに向かいます。温存していた22cmのおとりをつけて泳がしていると、糸を見失うアタリがありました。引き上げてみると、鼻管が30cmずれて一番上まで移動しています。結構きつめに編んでいたのですが。。。これを期に終了としました。